教育機会確保のための知恵が必要だ

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この記事のyahoo版に、アパートなどでの子どもの泣き声、走り回る音などによるトラブルを心配する声が寄せられていました。本当に深刻な問題です。

児童クラブは狭いスペースで複数学年合同となりますから、天気の悪い日などには外に出ることもできず、「3密」を避けることができない状況のようです。

在宅勤務にした場合、親が子の面倒を見ながら仕事をしなければならないことから、ストレスがたまりやすい状況にあるとも聞きます。

正規の授業がいつまでたっても開始されず、子どもの学習権が侵害されつつある状況とも言えるでしょう。子どもの不安も増すばかりです。メンタルケアが急務です。

こういうときは家庭教育をベースにせざるを得ないのでしょうが、近所同士で連携するなど、さまざまな工夫も必要です。

外出しても「3密」になりにくい土地柄であれば比較的、自然に触れる機会も増えると思われます。家庭や地域で、教室では学べないことを学ぶこともできるでしょうが、まずは子どもの心身の健康を保ちながら、いかに教育の機会を確保するか、知恵を絞ることが求められています。