2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

停戦しない理由

一言で言えば、停戦の相手が信頼に値しないということである。 注目すべきことは、侵攻開始当初、ゼレンスキーが停戦に傾いていたということだ。これが意味するのは「国際法違反の侵略戦争」が抗戦継続の唯一の理由ではない、ということである。この点が、マ…

和平の主導権競争?

中国主導の和平工作をなんとしても阻止するため、米国が慌てて(これまでのように)戦争の継続拡大ではなく、今度は逆に和平工作の方に着手するのではないか、という見立てが面白い。 習近平の訪露はなぜ前倒しされたのか? 成功すれば地殻変動 | 中国問題グ…

戦争をめぐるいくつかのナラティブ

チョムスキーの米国批判とフクヤマの「〔中露結託による〕歴史の終わりの終わり〔を許してはならない〕」論への論評。 How Chomsky and Fukuyama Look at Russia’s Ukraine Invasion? | Kashmir Life 次の評価が興味深い。 ... the wrong interpretation of …

ザーラ・ヴァーゲンクネヒトの平和論

平和を守るための武器援助を批判する際には、絶対的平和主義を盾にするのではなく、武器援助のリスクを綿密に論証するのでなければならないだろう。 「ウクライナに武器を送るのはもうやめよ」ドイツの左派政治家の主張が右翼からも支持されている理由 最大の…

和平外交の実行力

まずはサウジ・イラン間で。 イランとサウジ、外交関係再開で合意 中国が仲介 | ロイター (reuters.com) イランとサウジアラビア、7年ぶりに外交関係正常化で合意 中国が仲介 - BBCニュース サウジアラビア・イランの国交回復、中国も含めた共同声明を発表(…

宗教対立「でもある」

が、その本質は「西欧の自由と民主主義をもとめるウクライナと、東方正教会・ルースキーミール(ロシア文化の共同体)の一体性にウクライナを何がなんでも引き留めたいロシアとの紛争」であろう。 紛争の背景が手に取るようにわかる記事。 ロシアは、なぜウ…

中国主導の多極型覇権体制?

林外務大臣のG20欠席のからくり?や、明治維新から太平洋戦争への経緯と英米覇権体制との関係についても解説があり、興味深い。 さらに進む覇権の多極化 (tanakanews.com)

トランプの平和主義

とにかくタフである。約2時間の演説(動画終盤)。 LIVE: Trump Speaks at CPAC 2023 in Washington - YouTube (概要)‘Biden is leading us into oblivion,’ Trump says in address to Maga Republicans at CPAC – as it happened | US politics | The Gu…

中国の激越な米国覇権主義批判

美国的霸权霸道霸凌及其危害_中华人民共和国外交部 (fmprc.gov.cn) 日本を犠牲者のように扱っているのが興味深い(引用文は機械翻訳)。 米国は経済的強制を用いて反対派を抑圧している。 20世紀の80年代、米国の経済的脅威を排除するために、米国は日本を支…