パルチザン?

ロシア・ウクライナ紛争、混迷の度を深めそうだ。

“プーチン側近”の娘殺害に反プーチン勢力が犯行声明|FNNプライムオンライン

What Is Russia's Anti-Putin 'National Republican Army'? (newsweek.com)

Ex-Russian MP claims Russian partisans responsible for Moscow car bomb | Russia | The Guardian

イリヤ・ポノマリョフ - Wikipedia

 

(続報8/23)

思想家の娘殺害、ウクライナが実行 ロシア発表 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

ロシア、爆殺は「ウクライナの犯行」と主張 反体制派が犯行声明か | ロイター (reuters.com)

 

アレクサンドル・ドゥーギンという人物であるが、ヨーロッパではプーチンのイデオローグとして多くの知識人に認知されている(Wikiで紹介されている彼の領土政策は、とくに対ドイツ、対日本に関してあまりにユニークで、異様ですらある)。

暗殺されかけたプーチンの盟友、極右思想家ドゥーギンとは何者か|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

ユルゲン・ハーバーマスもそうした知識人の一人で、最近の論説では次のように述べている(そこで触れられている「大方の見方」は正しいとは思われないが)。

たしかにプーチンは、ソ連の崩壊を大きな間違いだったと考えているかもしれないが、思い上がった幻想の虜というイメージ、つまりロシア正教会の祝福の下、権威主義的イデオローグのアレクサンドル・ドゥーギンに影響され、大ロシア帝国を一歩一歩再建することを自らの政治的人生の課題と見ているというイメージ、これは、プーチンの性格についてのすべてというわけではないはずだ。こうした思い込みに依拠して、プーチンの攻撃は、ウクライナを超えてジョージア、そしてモルドバ、やがてはNATO加盟国であるバルト三国、さらにはバルカン半島にまで手を伸ばすだろうというのが大方の見方のようだ。(「戦争と憤激」三島健一訳、『世界』2022年7月号、強調は引用者)