21世紀型感染症対策

岡田晴恵氏による「医療と経済の両立」策。方向性はこちらで示したものに近いと思われます(広範な検査、陽性者の隔離/陰性者は「働いていただく」)。

hochi.news

「21世紀型感染症対策」というのはなかなか優れたネーミングだと思います。「前回」のスペイン風邪では、早期に踏み込んだ対策をとった都市では経済的打撃が抑えられたとのこと。しかしグローバル化が進み、かつ情報量や科学的知識もこの100年で飛躍的に増大するなか、「前回」をモデルとする対策はもはや時代遅れともいえるかもしれません。

ネーミングといえば山中教授による、抗体に関わる「ファクターX」というのもなかなかだと思いますが、日ごろの感染予防策の構築とならんで「陽性者の隔離体制」(コストの保険適用・財政援助の枠組みや「追跡アプリ」活用の(公正な)仕組みも含めて)も早く整えて経済社会活動の再開を、と心から思います。