「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

ビスマルクのものとされる名言が末尾に引用されている。

危機的状況を冷静に分析している。

ドイツのズデーテン併合時（1938年）にも類似する状況だという認識を重視したい。

記事では「チェンバレンでなく、チャーチルを」とも書かれている。

ロシア国内、賛成派、反対派がそれぞれ五分の一で拮抗し、残りが現実逃避（黙殺）との推測も。戦況と動員状況により世論動向が変わる可能性もあるという。

指揮命令系統の末端に責任転嫁するのではなく、また自身の手に大量破壊兵器の使用の是非が委ねられていると勘違いするのでもなく、最高責任者が潔く失政を、開戦そのものの決断の非を認めるべき段階に入っているかもしれない。