中露の微妙な距離感

2月の中露首脳会談のときとは習主席の態度が大きく異なるという指摘はなるほどと思わせる。

負け馬に冷たい習近平の狡さと落ちこぼれるプーチンの悲哀(石 平) | 現代ビジネス | 講談社(1/6) (gendai.media)

しかし次の指摘はどうだろうか。

「・・・習主席はむしろ、プーチン大統領との会談を利用してロシアとの距離感をわざと西側と世界に示して見せた感がある。」

そういう面もあるかもしれない。しかしがっちり同盟を結ぶという気配を中国側が示すということを、ロシアが望んでいるだろうか。経済協力を一層進めていくということだけで、ロシア側としては現段階では十分目標を達成したということになりはしないだろうか。

(9/20追記)強気に出れば出るほど「孤立」するのは、この「特別軍事作戦」に大義がないからである。

プーチンの大誤算…蜜月の中国・習近平が突然冷ややかに…! “友達”のインドも態度が豹変し、「完全孤立」へ……!(町田 徹) | マネー現代 | 講談社 (gendai.media)